【1級建築施工管理】第二次検定の前日・当日の最終チェック|受験生のみなさんへ

受験生のみなさんへ
1級建築施工管理技術検定の第二次検定(記述式)を受ける、みなさんへ。いよいよ試験です。仕事と勉強を両立させながら、書いて、覚えて、忘れて、もう一度書く、を繰り返してきたと思います。その積み重ねは、答案用紙の前で、手が覚えているはずです。
この記事は、前日と当日にやることを絞るための、最終チェックです。新しいことを増やすためのものではありません。
前日にやること(5つ)
- 新しい教材や、新しい問題には手を出さない。前日に増やすと、覚えたことまで不安になりやすいからです。
- 暗記で書ける項目を、1回だけ、書き写してなぞる。時間の目安は、1時間ほどです。
- 施工経験記述は、書き出しの1文と、数値(工期・数量・人数など)を入れる場所だけを確認する。
- 受験票・筆記用具・腕時計・会場までの経路と所要時間を確認する。持ち物の細かい決まりは、受験案内で確認してください。
- 早く寝る。睡眠を削って詰め込むより、頭が働く状態で、書き切るほうが点につながります。
当日の解き方(6つ)
- 最初に全問に目を通して、書ける問題から手を付ける。
- 設問文は、最後まで読む。「〜を除く」「〜に関するものを除く」「2つ記述」などの指示に従う。除かれた内容を書いても、得点になりません。
- 記述は、「何を(対象)」+「どうする(具体的な行動や数値)」の形で、1つ1文にまとめる。
- 空欄は作らない。自信がない設問でも、設問の主題に沿って、知っている言葉で、1文は書く。
- 1つの設問に、時間を使いすぎない。手が止まったら、印を付けて、次へ進む。
- 最後の数分で、設問の指示の見落とし、誤字、単位の書き忘れを確認する。字は、読める大きさで書く。
作戦の一例:答える順番と時間配分
ここに書くのは、試験の公式な決まりではなく、一例です。配点は公表されていないと理解しているので、点数は予想で書いています。試験時間と、答案用紙の書き方の決まりは、必ず受験案内で確認してください。以下は、試験時間を3時間として考えた例です。
- 考え方:暗記で書ける問題を先に、1時間で解く。思考を伴う問題(施工経験記述・ネットワーク工程表)は、そのあとの、まとまった時間で、じっくり取り組む。
- 予想配点の例:暗記で書ける問題が、合わせて56点ほどあると考えると、合格に必要な60点の9割強を、最初の1時間で確保できます。
- 注意:56点は、全問が満点の場合です。得点率が90%なら約50点、80%なら約45点で、残りの問題で必要な点は、約10〜15点になります。
- 最初の数分:全問に目を通す。余白に、経験記述とネットワーク工程表に入る時刻をメモする。忘れやすい数値や語句、経験記述の骨組み(書き出しの1文・数値・結び)も、余白に書き出す。問題用紙への書き込みが許されるかは、受験案内で確認する。
- 最初の約1時間:暗記で書ける問題。途中で、半分に着手しているかを確認する。止まった問題は、印を付けて先へ進む。
- 次の約2時間:経験記述を骨組みから書く(約60分)。ネットワーク工程表(約45分)。見直し(約15分)。経験記述は、内容が不適切だと合否に響くと言われているので、先に書き切る(学校の解説などで言われていることです。採点の扱いは、公式の案内で確認してください)。
- 見直し:速く書いた暗記系の問題の、誤字・単位・語句をもう一度見る。
この順番の理由として、次のようなことが言われています(確実ではありません)。先に書ける問題で点を取ると、不安が下がり、思考に使える作業記憶が増えます。暗記した語句は、先に書き出せば、忘れる前に外へ出せます。「いつ取りかかるか」を先に決めておくと、後回しにした問題が、頭に居座りにくくなります。
ただし、本番で初めて試すと、かえって迷います。前日までに、暗記で書ける問題だけを1時間で解く練習を、1回はしておいてください。1時間で足りない場合は、先に書く問題を絞ります。
「今年の山ハリ」の最終確認(推測です)
過去問を1年ずつ確認して、整理した見立てです。出題を保証するものではありません。
- 問題4(施工上の留意事項):2011年以降の15年間、偶数年は仕上げ工事、奇数年は躯体工事という並びが続いています。2026年は偶数年なので、仕上げ工事の年と読んでいます。仕上げの年には、タイル(9回中6回)、内装関連(9回中8回)、防水関連(9回中6回)が、出やすい傾向でした。
- 問題1(施工経験記述):令和2年度以降の6年間、「施工の合理化」と「品質管理」が1年ごとに交互に出題されています。令和7年度が品質管理だったので、今年は施工の合理化の番と読んでいます。
- 問題2(災害・安全・仮設):奇数年は仮設物の設置計画です。偶数年は、「設備・機械の安全な使用」と「災害防止対策」が交互に出題されています。令和6年度が前者だったので、今年は災害防止対策の番と読んでいます。
- ネットワーク工程表:令和1年度〜令和7年度の過去問では、「内装工事」と「躯体工事」が、1年おきに交互に出題されています。令和7年度が躯体工事だったので、今年は内装工事の番と読んでいます。
これらは、並びからの推測です。外れても、慌てないでください。問題の傾向が変わっても、同じ問題を、全員が解きます。分かる設問から、確実に点を拾っていきましょう。
根拠にした年別の出題の表は、山ハリの記事に載せています。https://sekopi-study-brain-pro.com/posts/building-1st-2026-prediction
駆け込みで、もう少し備えたい方へ
ここまでの内容は、無料でお読みいただけます。試験前に、もう少し書き写す材料がほしい方のために、次の2つを用意しています。無理に買う必要はありません。今日明日で、手を動かせる量かどうかで、選んでください。
- note(¥980):「過去問18年分から絞った『今年の山ハリ』+脳死転写ハック25項目(問題1・2・4)」。問題1・2・4の、書き写し用の解答例をまとめた記事です。https://note.com/sekopi/n/n3394f9237d49
- PDF(¥2,480・STORES):「第二次検定 時間がない人の山ハリ直前パック(PDF・42ページ)」。記述25項目に、ネットワーク工程表・躯体の語句・数値・法規の予想問題を加えた、書き写し欄つきの教材です。ダウンロード商品です。https://studybrainprocom.stores.jp/items/6ac556fbdf82a78d8394525b
どちらも、過去問の出題パターンからの予想であり、合格を保証するものではありません。分量が多いので、全部を書き写そうとせず、時間がなければ、優先順位の高い所だけでかまいません。
最後に
ここまで続けてきたことは、それだけで大きな力です。明日は、緊張すると思います。緊張していても、それは真剣に準備してきた証拠です。深呼吸をして、一文字ずつ、落ち着いて書いてきてください。
セコピは、受験するみなさんを、応援しています。
試験の実施方法・時間・持ち物・出題形式は、必ず受験票と、試験実施機関の公式サイトでご確認ください。この記事の見立ては、過去問の傾向であり、今後の出題や合否を保証するものではありません。
セコピは、施工管理の資格情報を発信するメディアです。過去問PDFのまとめを、無料で公開しています。https://sekopi-study-brain-pro.com/
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この記事を書いた人:セコピ
1級建築施工管理技士を含む6つの資格を保有
1級建築施工管理技士を含む6つの資格を保有する管理人です♪建築施工管理で得た「資格学校の体系的なカリキュラム・出題順序のノウハウ」と、独学で身につけた「過去問スプリント暗記ハック」を融合。双方のいいとこ取りをした『超効率的な合格メソッド』で、受験生の皆様を全力で応援しています!