【1級電気工事施工管理】過去問PDF直リンク&最速合格スプリントガイド

1. 1級電気工事施工管理技術検定の試験構成
1級電気工事施工管理技術検定は、1級建築施工管理技術検定と同じく、一般財団法人建設業振興基金が実施する国家試験です。令和2年度までは「学科試験」「実地試験」と呼ばれていましたが、令和3年度(2021年度)から、それぞれ「第一次検定」「第二次検定」に名称が変わりました。
第一次検定は、2冊(午前・午後、令和7年度は問題A・問題B)に分かれたマーク式の試験です。第二次検定は記述式とマーク式が混在した試験です。試験の実施日、受検資格、合格基準など、年度ごとに変わりうる最新の情報は、必ず建築/電気工事施工管理技術検定試験の公式サイトで確認してください。
2. 第二次検定の構成(令和6年度・令和7年度の問題を実際に確認)
1級電気工事の第二次検定について、令和6年度と令和7年度の問題PDFを1ページずつ確認しました。表紙の注意事項から読み取れる構成は、次のとおりです。
- 試験時間:13時から16時まで(3時間)。問題用紙は表紙を入れて6ページです。
- 問題数:全6問題で、全問解答します。
- 問題1〜問題4は記述式:解答用紙の定められた範囲内に記入します。
- 問題5・問題6は五肢択一式:マークシートの、正解と思う肢の番号を塗りつぶします。
- 解答は、HBの芯のシャープペンシルまたはHBの鉛筆で記入します。それ以外の筆記具を使うと、採点されません。
2年分の出題内容は、次のとおりです。
- 問題1(経験記述):問Aと問Bのどちらかを選んで答える形式です。「あなたの電気工事の経験を踏まえ」て記述する問題で、令和6年度は工程管理(問A:施設等が運用中で制約を受ける電気工事/問B:狭い空間で機器を据え付ける作業を行う電気工事)、令和7年度は労働災害の防止(問A:高さ10m以上の作業場への揚重作業を伴う電気工事/問B:屋外の作業時間が夜間に限られる電気工事。墜落災害・飛来落下災害が対象)がテーマでした。
- 問題2:令和6年度は、関連工事と輻輳する電気工事の品質管理、令和7年度は、全停電のできない施設における電気設備の改修工事での感電災害の防止が問われました。
- 問題3:令和6年度は、作業(高所作業車での作業、高圧停電作業、酸素欠乏危険場所での作業、建設機械による掘削作業)から2つを選んで労働災害の防止対策を記述する問題でした。令和7年度は、語句(資材の管理、ケーブルラックの施工、重量機器の取付け、盤への電線の接続)から2つを選んで、適正な品質を確保するための方法を記述する問題でした。
- 問題4:12個の用語の中から4つを選び、技術的な内容(施工上の留意点、動作原理、定義、目的、特徴など)をそれぞれ2つ記述する問題です。令和6年度は変電所の調相設備、油入変圧器の冷却方式、送電系統の中性線接地方式など、令和7年度はコンバインドサイクル発電、水車のキャビテーション、光ファイバ複合架空地線(OPGW)、電力デマンド制御などが並びました。
- 問題5(五肢択一):電気回路の計算です。令和6年度は単相2線式配電線路の電圧、RLC直列回路の有効電力、令和7年度は回路の消費電力、地絡時の金属製外箱の対地電圧が問われました。
- 問題6(五肢択一):「建設業法」と「電気事業法」の条文の語句を選ぶ問題です。令和6年度は建設工事の検査、請負契約、事業用電気工作物の主任技術者、令和7年度は下請代金の支払、請負契約、電気工作物の工事計画の届出が出題されました。
問題1・問題2の経験記述で問われるテーマは、年度によって入れ替わります(令和6年度は工程管理と品質管理、令和7年度は労働災害と感電災害)。工事の経験を、工程・品質・安全のどの切り口でも書けるように準備しておくことが基本です。
3. 過去問を使った学習の進め方(過去問スプリント)
難しい理論を後回しにして、まず過去問を解いて間違えた理由を確認していく「過去問スプリント」は、電気工事施工管理の学習でも有効な方法です。
- 第一次検定:選択肢のうち「誤り(ウソ肢)」の部分にマーカーを引き、正しい語句・数値と対にして覚えます。2冊を同じ年度でセットにして解くと、出題の雰囲気がつかめます。
- 問題1・問題2(経験記述):工程管理・品質管理・安全管理などの切り口ごとに、「予測した問題→理由→対策」の順で、対策を重複させずに書く練習をします。設問に「重複しないこと」と指定されているため、対策の引き出しを複数用意しておくことが大切です。
- 問題3・問題4(選択して記述):全部を完璧にするのではなく、自分が書ける作業・用語を見極めておきます。用語は、過去問で出たものを中心に、「施工上の留意点」と「定義・特徴」をそれぞれ2つ書けるようにしておきます。
- 問題5・問題6(マーク式):計算問題は、電圧降下や電力の基本パターンを繰り返して得点源にします。法規は、建設業法・電気事業法の条文の語句を、過去問で出たものからまとめて確認します。
4. 過去問PDF直接閲覧アーカイブ (令和7年度〜平成20年度 / 18年分)
過去問のPDFファイルを開きます。1クリックで即座にブラウザでPDFファイルが直接表示されます。
| 試験年度 | 1次検定 問題PDF (学科) | 2次検定 問題PDF (実地) |
|---|---|---|
| 令和7年度 (2025年) | 📄 令和7年度 1次問題PDF | 📑 令和7年度 2次問題PDF |
| 令和6年度 (2024年) | 📄 令和6年度 1次問題PDF | 📑 令和6年度 2次問題PDF |
| 令和5年度 (2023年) | 📄 令和5年度 1次問題PDF | 📑 令和5年度 2次問題PDF |
| 令和4年度 (2022年) | 📄 令和4年度 1次問題PDF | 📑 令和4年度 2次問題PDF |
| 令和3年度 (2021年) | 📄 令和3年度 1次問題PDF | 📑 令和3年度 2次問題PDF |
| 令和2年度 (2020年) | 📄 令和2年度 1次問題PDF | 📑 令和2年度 2次問題PDF |
| 平成31年/令和元年 (2019年) | 📄 平成31年/令和元年 1次問題PDF | 📑 平成31年/令和元年 2次問題PDF |
| 平成30年度 (2018年) | 📄 平成30年度 1次問題PDF | 📑 平成30年度 2次問題PDF |
| 平成29年度 (2017年) | 📄 平成29年度 1次問題PDF | 📑 平成29年度 2次問題PDF |
| 平成28年度 (2016年) | 📄 平成28年度 1次問題PDF | 📑 平成28年度 2次問題PDF |
| 平成27年度 (2015年) | 📄 平成27年度 1次問題PDF | 📑 平成27年度 2次問題PDF |
| 平成26年度 (2014年) | 📄 平成26年度 1次問題PDF | 📑 平成26年度 2次問題PDF |
| 平成25年度 (2013年) | 📄 平成25年度 1次問題PDF | 📑 平成25年度 2次問題PDF |
| 平成24年度 (2012年) | 📄 平成24年度 1次問題PDF | 📑 平成24年度 2次問題PDF |
| 平成23年度 (2011年) | 📄 平成23年度 1次問題PDF | 📑 平成23年度 2次問題PDF |
| 平成22年度 (2010年) | 📄 平成22年度 1次問題PDF | 📑 平成22年度 2次問題PDF |
| 平成21年度 (2009年) | 📄 平成21年度 1次問題PDF | 📑 平成21年度 2次問題PDF |
| 平成20年度 (2008年) | 📄 平成20年度 1次問題PDF | 📑 平成20年度 2次問題PDF |
5. 出典と利用上の注意
掲載しているPDFは、試験実施機関である建設業振興基金が公表している過去問題です。著作権は各権利者に帰属します。試験の実施方法や名称が変わる年もあるため、最新の受検要項や出題形式は、必ず建築/電気工事施工管理技術検定試験の公式サイトで確認してください。この記事の第二次検定の構成は、令和6年度・令和7年度の問題PDFを確認して整理したもので、内容に誤りがあった場合は、公式の資料を優先してください。
この記事を書いた人:セコピ
1級建築施工管理技士を含む6つの資格を保有
1級建築施工管理技士を含む6つの資格を保有する管理人です♪建築施工管理で得た「資格学校の体系的なカリキュラム・出題順序のノウハウ」と、独学で身につけた「過去問スプリント暗記ハック」を融合。双方のいいとこ取りをした『超効率的な合格メソッド』で、受験生の皆様を全力で応援しています!