【1級建築施工管理】過去問PDF直リンク&最速合格スプリントガイド

【1級建築施工管理】過去問PDF直リンク&最速合格スプリントガイド

1. 1級建築施工管理技術検定の試験構成

1級建築施工管理技術検定は、一般財団法人建設業振興基金が実施する国家試験で、第一次検定と第二次検定の2段階で構成されています。令和2年度までは「学科試験」「実地試験」と呼ばれていましたが、令和3年度(2021年度)から、それぞれ「第一次検定」「第二次検定」に名称が変わりました。実際に、令和2年度の第二次検定問題の表紙には「実地試験問題」、令和3年度の表紙には「第二次検定問題」と書かれています。

第一次検定は、午前の部と午後の部に分かれたマーク式の試験です。たとえば令和3年度の正答肢一覧では、72問が出題され、そのうち60問を選んで解答する形式で、各問題は1点、60点満点とされています。応用能力を問う問題(令和3年度は問題No.55〜60)は、選んだ肢の番号が2つとも正しい場合のみ正解になります。合格基準など最新の実施要領は、必ず試験実施機関の公式サイト(建築/電気工事施工管理技術検定試験の公式サイト)で確認してください。

第二次検定は、試験時間が13時から16時までの3時間で、問題は6問題です。令和3年度以降は、問題1〜4が記述式、問題5〜6が五肢択一式になっています(令和2年度以前の実地試験も、試験時間13時〜16時・6問題という構成は同じでした)。

2. 第二次検定の問題構成と、過去問から分かる出題テーマの周期

令和3年度以降の第二次検定は、おおむね次の並びで出題されています。

  • 問題1:施工経験記述(品質管理、または施工の合理化。令和6年度からは、自分の経験工事ではなく示された工事概要に基づく形式)
  • 問題2:仮設物の設置計画、設備・機械の安全な使用、災害防止対策のいずれか
  • 問題3:工程表(躯体工事、または内装工事)
  • 問題4:施工上の留意事項を、4つの工種についてそれぞれ2つ記述(躯体工事の年と仕上げ工事の年がある)
  • 問題5:語句・数値の組合せを選ぶ五肢択一
  • 問題6:建設業法・労働安全衛生法・建築基準法施行令などの条文の語句を選ぶ五肢択一

令和2年度から令和7年度までの6年間について、問題1〜問題4の実際の出題テーマを、各年度のPDFで確認した結果は次のとおりです。

年度問題1問題2問題3(工程表)問題4(留意事項)
令和7年度 (2025)品質管理仮設物の設置計画躯体工事躯体(杭・コンクリート・鉄骨耐火被覆・解体)
令和6年度 (2024)施工の合理化(現場作業の軽減)設備・機械の安全な使用内装工事仕上げ(タイル・金属笠木・左官・内装床)
令和5年度 (2023)品質管理仮設物の設置計画躯体工事躯体(山留め・鉄筋・デッキプレート・コンクリート)
令和4年度 (2022)施工の合理化(現場作業の軽減)災害防止対策内装工事仕上げ(屋根防水断熱・フローリング・外装塗材・鋼製建具)
令和3年度 (2021)品質管理仮設物の設置計画躯体工事躯体(杭・型枠・コンクリート・鉄骨)
令和2年度 (2020) ※実地試験施工の合理化設備・機械の安全な使用内装工事仕上げ(タイル・折板屋根・天井吸音板・断熱)

この表から、出題テーマには年ごとの規則性があることが読み取れます。

  • 問題1:令和2年度以降の6年間、「施工の合理化」と「品質管理」が1年ごとに交互に出題されています。
  • 問題3(工程表):平成29年度以降の9年間、奇数年は躯体工事、偶数年は内装工事の工程表が出題されています。
  • 問題4(留意事項):平成23年度(2011年)以降の15年間、奇数年は躯体工事、偶数年は仕上げ工事の工種が出題されています。
  • 問題2:平成20年度(2008年)以降、奇数年は仮設物の設置計画です。偶数年は「設備・機械の安全な使用」と「災害防止対策」が交互に出題されています。

いずれも過去の出題傾向であり、今後の出題を保証するものではありません。ただ、「今年は何が問われやすいか」の見当がつくだけでも、学習の順番を決めやすくなります。第二次検定の記述式は、書く分量が多いため、範囲を絞って早めに手を動かし始めることが大切です。

3. 過去問を使った学習の進め方(過去問スプリント)

難しい理論を後回しにして、まず過去問を解いて、間違えた理由を確認していく「過去問スプリント」は、1級建築施工管理技士の学習でも有効な方法です。

  • 第一次検定:選択肢のうち「誤り(ウソ肢)」の部分にマーカーを引き、正しい語句・数値と対にして覚えます。たとえば足場の壁つなぎの間隔は、単管足場が垂直5m・水平5.5m、枠組足場が垂直9m・水平8mと、数値で問われやすい項目です。こうした「すり替えやすい数字」を、反射的に見抜けるようにしていきます。
  • 第二次検定の記述式:問題文の指示(「材料の保管に関する記述は除く」など)を読み落とすと、内容が正しくても減点されます。まず過去問で設問の形式に慣れ、次に、よく出る工種の留意事項を、具体的な数値や納まりまで含めて自分の言葉で書けるようにします。
  • 使う年度の順番:まず直近の令和7年度から順にさかのぼり、問題構成と設問の言い回しに慣れます。その後、平成の年度も解いて、出題テーマが年によってどう入れ替わるかを確認すると、周期の感覚がつかめます。

4. 過去問PDF一覧(令和7年度〜平成20年度・18年分)

第一次検定は午前・午後の問題と正答肢、第二次検定は問題を、年度ごとにまとめました。クリックすると、ブラウザで直接PDFが開きます。第二次検定の解答例は、試験実施機関からは公表されていません。

試験年度 第一次検定(学科)午前 第一次検定 午後 第一次検定 正答肢 第二次検定(令和2年度まで実地試験)
令和7年度 (2025年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
令和6年度 (2024年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
令和5年度 (2023年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
令和4年度 (2022年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
令和3年度 (2021年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
令和2年度 (2020年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成31年/令和元年度 (2019年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成30年度 (2018年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成29年度 (2017年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成28年度 (2016年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成27年度 (2015年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成26年度 (2014年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成25年度 (2013年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成24年度 (2012年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成23年度 (2011年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成22年度 (2010年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成21年度 (2009年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題
平成20年度 (2008年)午前 問題午後 問題正答肢第二次検定 問題

5. 出典と利用上の注意

掲載しているPDFは、試験実施機関である建設業振興基金が公表している過去問題です。著作権は各権利者に帰属します。過去問は、試験の実施方法や名称が変わる年もあるため、最新の受検要項や出題形式は、必ず公式サイトで確認してください。この記事の出題テーマの整理は、当サイトの管理人が各年度のPDFを1年ずつ確認して作成したもので、内容に誤りがあった場合は、公式の資料を優先してください。

セコピ

この記事を書いた人:セコピ

1級建築施工管理技士を含む6つの資格を保有

1級建築施工管理技士を含む6つの資格を保有する管理人です♪建築施工管理で得た「資格学校の体系的なカリキュラム・出題順序のノウハウ」と、独学で身につけた「過去問スプリント暗記ハック」を融合。双方のいいとこ取りをした『超効率的な合格メソッド』で、受験生の皆様を全力で応援しています!

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